自由すぎるウクレレアンサンブル集団『The Ukulele Orchestra of Great Britain』

みなさんはウクレレでどんな楽しみ方をしていますか？一人で楽しんでる人、友人と一緒に楽しんでる人、そしてサークルなどのグループで楽しんでる人もいるでしょう。

もし、プロのミュージシャンたちが冗談半分でウクレレサークルを作ったらこんな感じになるのでは？と思わせてくれるのが、ザ・ウクレレオーケストラ・オブ・グレートブリテン(UOGB)です。

UOGBは、1985年にイギリスのロンドンで結成され、今でも活動を続けているウクレレ集団です。

男性はにタキシード、女性は黒のイブニングドレスを衣装とし、いかにも紳士淑女を気取っていますが、その選曲は実にハチャメチャなのです。

1994年のアルバム「A Fist Full of Ukulele (胸いっぱいのウクレレ)」を例にとると、チャイコフスキーのピアノ協奏曲で始まりジョニーBグッドで終わるのですが、プリンスやケイトブッシュなどとにかく自由な選曲。

クラシック、ロック、ポップス、映画音楽などなんでもあり。

もちろん彼らの魅力は選曲だけでなく、そのアレンジセンスとサウンドでしょう。

ウクレレ本来の素朴な音を活かしつつ、おそらく完璧を追求してはいないであろう、いい感じで少し雑さも残る演奏が、ウクレレアンサンブルはこれでいいのだと思わせてくれるのです。

ステージ上でのパフォーマンスも含め、ぜひYouTubeでチェックしてみてください！きっとウクレレの楽しさをあらためて知ることができるでしょう！