クラシック音楽の中でも、とりわけ人気の高い「パッフェルベルのカノン」。
日本では卒業式や結婚式などで、よく耳にしますね。
カノンが作られたのはバロック期、音楽史的にもかなり昔。作者のパッフェルベルはバッハよりも年上で、カノンはとにかく大昔に作られた曲です。・・の割にはフレッシュな感じがしますよね。
そんな大昔に作られたカノンですが、音楽の作り、とくに「コード」に関して言えば、実にシンプルです。
使われるコードやコード進行は時代を問わず好まれるようで、現代曲にも応用されたり、そのまま使用されたりしています。
カノンのコード進行と現代曲
カノンのコード進行は:
| D | A | Bm | F#m | G | D | G | A |
です。
このコード進行を覚えるだけで、カノンだけでなく、次の曲がそれっぽく弾けるようになります。
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負けないで(ZARD)
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TOMORROW(岡本真夜)
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愛は勝つ(KAN)
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さくら(森山直太朗):F#mをAに変更
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少年時代(井上陽水):3番目と4番目のコードを反転
- 翼をください(赤い鳥):7番目のGをCに変更
- 壊れかけのRADIO(徳永英明):F#mをDに変更
同じようなコード進行でも、雰囲気が変わるのは不思議ですね。
ぜひ試してみてくださいね。