リズムギター:カッティング徹底分析③ ブラッシング

ブラッシングとは、弦に触れてミュート状態でピッキングする必須テクニックのことです。リズミックでパーカッシブなサウンドが特徴で、ギターではジャンルを問わず頻繁に使わます。

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左手に意識がいきがちですが、むしろ右手のピッキングの速度がサウンドを決定付けると言えます。

ミュート状態の左手の状態で右手は的確に弦をヒットさせる必要があります。 

何度も繰り返し、ブラッシングを含むパターンを自在にコントロールできるように、じっくり取り組んでいきましょう。


ブラッシングのポジション

ブラッシングするポジションについては、通常のブラッシングとハーモニクス気味のものの2種類があります。

ハーモニクス気味のものはロックサウンドでよく映え、アグレッシブなサウンドが得られます。主に3,5,7フレットのハーモニクスポイントでプレイする場合が多いですね。

日ごろからリズムキープの練習を

リズムギター全般に言えることですが、リズムキープがとりわけ重要なので、練習には必ずメトロノームを使用する習慣をつけましょう。

無理のないテンポで繰り返し弾くことによって体にリズムが染み込んでいくので、日常的に続けると効果的です。

ただし、実際の音楽は人とともにプレイします。人間は機械ではないので微妙な揺れが生じます。それこそがグルーヴであり、生きたサウンドと言えます。バンドでリズム面を強化する練習をどんどん取り入れてみましょう。 

バンドのない方は、ギター仲間と一台はベースライン、一台はカッティングというふうに役割を変えながら長時間リズム面に特化したセッションを行ってみましょう。タイム感の違いや一体感を感じる瞬間など、いろんなことに気付くはずです。

そもそも良いリズムギターは踊りだしたくなるくらいのグルーヴ感を発生するものです。そのようなプレイを目指し、練習を続けていきましょう!

ブラッシング基礎パターン

Ex.1

カッティング練習 ブラッシング1

ブラッシングのみのパターン。

16beatの基本形、休符の感じ方をマスターしましょう。オルタネイトで常に16beatを感じることが大切です。

Ex.2

カッティング練習 ブラッシング2

実音とブラッシングをしっかりコントロールしましょう。メリハリのあるサウンドを意識することが大切です。

Ex.3

カッティング練習 ブラッシング3

2拍目、4拍目のリズムがポイントとなります。裏のリズムを意識して練習しましょう。

Ex.4

カッティング練習 ブラッシング4

アクセント位置が変化していくパターンです。歯切れの良いカッティングを心掛けましょう。

ライター:金澤 幹夫

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