はじめてのアドリブ入門講座⑫ フィンガーボードの把握

ここまで基本ポジションでの音型トレーニングを取り上げてきましたが、アドリブで弾くためにはとても重要なことがあります。

同一のフレーズを別ポジションで弾ける、すなわちフィンガーボード全体をしっかり把握するということです。

特定のポジションだけだと、パターン化されマンネリの原因になりかねませんが、別ポジションで考えることにより、前後の展開、アイデアが一気に広がります。

ここでは、Aマイナーペンタトニックスケールをフィンガーボード全体で見えるようにトレーニングしていきます。

スポンサーリンク

それでは、いつも取り上げている5フレットからはじまる基本ポジション以外のポジションもしっかり覚えていきましょう!

運指は何通りか考えられますので、いろいろ試してみることも重要です。

ここでは小指強化を目的にした4本指スタイルを練習してみましょう。


Ex.1

【初心者】ギターアドリブ入門講座 フィンガーボードの把握1

このポジションは中指からスタートします。

運指は 2f⇒人差し指 3f⇒中指 5f⇒小指 を使用します。

Ex.2

【初心者】ギターアドリブ入門講座 フィンガーボードの把握2

このポジションは中指からスタートします。

運指は 7f⇒人差し指 8f⇒中指 9f⇒薬指 10f⇒小指 を使用します。

Ex.3

【初心者】ギターアドリブ入門講座 フィンガーボードの把握3

このポジションは中指からスタートします。

運指は 9f⇒人差し指 10f⇒中指 12f⇒小指 を使用します。

2小節目は10fに人差し指のポジションを移動させて弾いてみましょう。

Ex.4

【初心者】ギターアドリブ入門講座 フィンガーボードの把握4

このポジションは人差し指からスタートします。

運指は 12f⇒人差し指 14f⇒薬指 15f⇒小指 を使用します。

 

この4つのポジションに基本形を加えた全部で5つのポジションは必ず覚える必要があります。

じっくりと馴染ませて、フィンガーボードを把握できるようにしていきましょう。

初めての方は、運指の選択肢がポイントとなることも実感されることと思います。

実践では、運指は、使うテクニックによって様々なケースが考えられますので、柔軟に対応していく姿勢も大切となってきます。

ライター:金澤 幹夫

スポンサーリンク


初心者から上級者まで必見!ギター講座

あなたにおすすめ

楽譜、ギター講座、おすすめなど

初心者でも楽しめるソロギターアレンジ譜(フォークギター、クラシックギター用の楽譜(タブ譜))
初心者・アマチュア向けギター講座(クラシックギター、フォークギター、エレキギター対応)
初心者から楽しめるクラシックギターの楽譜(タブ譜)(フォークギターでも可)
みんな、これきいた?おすすめギター音楽(クラシックギター、フォークギター、エレキギター)
エレキギターで弾くクラシック音楽の楽譜(タブ譜)
気になるギターグッズ(エレキギター、フォークギター、クラシックギター)