今回は、引き続き音型にスポットを当ててアドリブに発展させていけるような効果的なスケール練習を取り上げます。
4音の音型は組み合わせにより、様々なものが考えられますが、又2種類のパターンを練習してみましょう。
これらは実際のレッスンでもよく取り上げるものですので、是非トレーニングしてみてください。
前回と同様に、4音の音型の例を2パターンあげて、Aマイナーペンタトニックスケールでトレーニングしていきます。
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音型3:4th⇒root⇒b3rd ⇒4th
1音目と4音目が共通音のパターンです。音の流れは一度下がって戻ってくるようなイメージです。
この音型を守りスケールを順に弾いていくとこのようになります。
規則的に弾くと9小節のパターンとなります。
別パターンもトレーニングしてみましょう。
少し音の並びを動かしてしてみましょう!
音型4:5th⇒4th⇒root⇒b3rd
この音型を守りスケールを順に弾いていくとこのようになります。
8小節パターン。少しややこしくなりますが規則性を理解するとスムーズに弾けると思いますので是非チャレンジしてみましょう!
このように音の規則性を決めて弾くと、手グセではなかなか出てこない動きも練習できるのでとても練習になります。
次回からは3音の音型パターン例を御紹介していきます!
ライター:金澤 幹夫