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ショパンの別れの曲(Etude Op.10 No.3)
ピアノの詩人ことショパンの別れの曲をソロギターにアレンジしました。優しく美しいメロディがとても印象的な名曲ですが、実は原曲はピアノの練習曲(エチュード)です。練習曲とはいえ、作品的に秀逸なものがあるというのは、クラシック音楽の世界では珍しくないようですね。
ショパンの別れの曲は、ソロギターやクラシックギターにアレンジされることも多く、いろいろばバリエーションが存在します。比較的クラシックギター向きの曲と言えるかもしれませんね。
コード(和音)がどんどん展開されていくので、フォームの切り替えや、ボリュームのバランスに気を付けて演奏してみてください。
なお、余談ながら、別れの曲の次の練習曲であるOp.10 No.4は、大変技巧的なうえ、強烈で、同じ練習曲集のものとは思えないほどカラーが異なります。
ソロギターアレンジは、まず難しいのですが、圧倒されるほど多くの音が押し寄せてくるので、興味のある方は、ピアノ版をぜひ聴いてみてほしいと思います。
「ショパンの別れの曲」の楽譜
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コードが移り変わっていくコード進行では、それぞれのコードとコードの共通音を選択してプレイされることがとても多いです。
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【余談】ピアノをソロギターにアレンジ
今回は、ショパンの名曲、ピアノ練習曲「別れの曲」をクラシックギター向けにアレンジしています。私は、エレキギターからクラシックギターに転身したものの、ずっとギター一筋なのですが、ピアノが大好きです。残念ながらピアノは弾けませんが、ピアノが弾けたらカッコイイだろうなぁっと常日頃空想の世界で弾ける自分を想像しています。(笑)
中でも、特に流れるような曲が多いショパンが大好きなのですが、ショパンはもちろん、ベートーベンやモーツァルト、だいたいのピアノ曲はクラシックギター・ソロギター用にアレンジするのは難しく、仮に強引に編曲したとしても味気なくなってしまいます。ピアノの表現力にはとても敵いませんね。
ショパンの中でも「別れの曲」、この曲はギターでも演奏しやすく(途中、割愛していますが・・)なんといっても音楽的な完成度が高い素敵な曲です。ぜひレパートリーに加えてみてください。ピアノが弾けたらなぁ・・・隣の芝生は青い。