リズムギター:カッティング徹底分析⑧ シングルノート1

今回のリズムギター講座では、シングルノートを取り上げます。

シングルノートとは、単音のことです。

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一つの弦を弾くだけですので、シングルノートは単純で簡単と思われがちですが・・実はとても難しく、奥が深いものです。

ここでは、シングルノートによる、カッティングの基本的な方法、考え方を整理しておきましょう。


Ex.1

カッティング練習 シングルノート①

まずこのようなパターンですが、これはそのまま3弦だけ弾いていてはいけません。

実際の基本的な方法は、全弦弾きながらも一つの音しか出さないということになります。

要するに、3弦以外の弦はしっかりとミュートする必要があるということです。

実際の演奏を譜面に表すと次のようになります。

Ex.2

カッティング練習 シングルノート② ミュート

シングルノートのカッティングをマスターするには、他の余った弦のミュートに尽きるということが言えます。

この場合、3弦を人差し指で押さえ、4~6弦の低音弦側は中指、薬指、小指で弦に軽く触れミュート状態にしておかなければなりません。

1~2弦の高音弦側は人差し指の第一関節から第二関節にかけて軽く弦に触れておく。

この状態で6弦から一気に6本すべての弦をピッキングすると、しっかりミュートができていれば3弦の音しか出ないはずです。

これはとても重要なので、じっくり練習してコツをつかんでいきましょう。

ブラッシングを絡める

カッティング練習 シングルノート③ ブラッシング

シングルノートのカッティングで非常に多いのがこのようにブラッシングを絡めたパターンです。

ストロークするときにミュートが外れて開放弦の音が出ないように意識して練習してみましょう。

又、全弦をピッキングするのとは反対に、3弦だけをピッキング、ブラッシング音で弾くというパターンもあるので合わせて練習してみよう。

全弦弾く場合とは違い、軽く繊細なサウンドが得られる。

このように、シングルノートのカッティングは実に奥が深く、弾く弦の数によってもニュアンスがことなるので是非研究してみましょう。

次回からは音の選択の仕方や実例を取り上げていきます。

ライター:金澤 幹夫

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