今回も、引き続き休符を取り上げます。
グルーヴ感溢れるカッティングに、休符が重要な役割を果たすことは、前回お伝えした通りです。
今回は更に長い音価の休符のパターンで練習してみましょう。
スポンサーリンク
2分休符を有効に使うことにより、よりバンド全体を活かしたグルーヴが増すギタープレイができます。
「音が鳴り続けていない」ということは、リズムギターでとても重要なことです。
16Beatをしっかりと刻み、キレのある演奏を目指しましょう。
Ex.1
ハイポジションでの9thコードでのパターン。
7thコードに9th、13thを入れるのはファンク系では定番のアプローチです。
1小節目の4拍目の16分音符は歯切れよくしっかりと弾きましょう。
2小節をトータルで考え、ノリのある演奏を意識しましょう。
左手で音価を決めるミュートがポイントになるのでこだわってみましょう。
Ex.2
2小節目の裏を強調したリズムがポイント
しっかりと空ピッキングを行い、歯切れ良いアップピッキングで16分音符の裏のビート感を出しましょう。
2分休符は単に休みではなく、リズムをしっかり感じながら「休符を弾く」というイメージでプレイしましょう。
全体的に音の粒を揃え、バランスのとれたまとまったサウンドとなるように意識して練習してみましょう。
続けていくと必ずリズム面が向上するパターンですので、何度も繰り返してみましょう!
ライター:金澤 幹夫