今回は、実際にカッティングで使用するフォームを考察してみましょう。
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6弦すべての弦を大胆に使用されることもありますが、多くの場合3~4音で中高域を中心とした省略形のコードが使われます。
高域を活かしたサウンドが求められる場合は、全ての弦を押さえる必要はありません。
必要な音を小気味良くプレイできるように意識しましょう。
そもそも、なぜコードを省略するのか
一般的なバンドでのアンサンブルは、ベースが低域・ルートを担当することが基本となります。役割分担をして、全体のサウンドをスッキリさせるという目的があります。
しかし、もちろんサウンドに厚みを加える場合などは、ギターもフルコードで弾く場合もあります。
要するに、ジャンルや編成、コンセプトによるところが大きいので、状況に応じて、柔軟に対応していく必要があります。
まとまりのあるバンドサウンドを作ることを主眼として、ギターパートの役割が中高域のリズムギターでるとすれば、省略形コードは必要不可欠なものですので必ずマスターしておきましょう!
それでは、基本フォームでのmajor, minor 各トライアドをチェックしておきましょう!
5弦ルート Major
構成音は高音から順に ①5th ,3rd ,root ②3rd ,root, 5th
5弦ルート minor
構成音は高音から順に ①5th, b3rd, root ②b3rd, root, 5th
6弦ルート Major
構成音は高音から順に ① root 5th, 3rd ②5th, 3rd, root
6弦ルート minor
構成音は高音から順に ①root 5th, b3rd ②5th ,b3rd, root
ライター:金澤 幹夫