三連符の考え方を更に深めていきましょう。
今回は、混乱しやすい表記法について取り上げます。
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4分の2拍子の一拍をそれぞれ三等分して、三連表記をするとリズムの解釈としては8分の6拍子と同じものと言えます。
クラシックでもよく見られるリズムですね。
この考え方は、4分の3拍子、4分の4拍子でも当てはまります。
4分の3拍子の一拍をそれぞれ三連表記すると、8分の9拍子となります。
8分音符が確かに9つ入っていますよね。
4分の4拍子の一拍をそれぞれ三連表記すると、8分の12拍子となります。
これは、BLUESの譜面で頻繁に見られるものです。
実際のコピー譜などでは、慣れるまでややこしいので譜面上の音価をしっかり掴んでおく必要があります。
リズムを書き出したりして、じっくり取り組みマスターしておきましょう。
では、今回も三連符トレーニング・フレーズを一つ練習してみましょう。
ROOT(8度)⇒ROOT(1度)⇒b3⇒4th⇒5th⇒b7
オクターブ下がって、順番に上がっていくラインです。
瞬間的にオクターブ位置が把握できるようにしていきましょう。
ライター:金澤 幹夫