連載:赤須翔のジャズギター入門
みなさんこんにちは。
赤須翔のジャズギター入門vol7を始めます。
今回はジャズでよく使うアプローチです。ターゲットノートに対して半音でアプローチするクロマチックアプローチというやつです。
スポンサーリンク
今回のエクササイズでは、ターゲットノートはコードトーンです。
取り上げる曲は、これまでと同様ジャズの定番"Mac the knife"です。
それでは、まずはタブ譜を見てみましょう。
"Mac the Knife"
最初のリピートまでは、1,2,3,4の表拍にコードトーンがあってその裏拍で次のコードトーンに半音したからアプローチしています。
4拍目の裏は次のコードにアプローチしています。
これまた進むにつれ色々なポジションで弾いています。繰り返し練習して下さい。
次のリピート以降は、"Mac the knife"は関係ありません。BbM7のコードトーンをサンドイッチしていくエクササイズです。このフレーズもよく使います。
まずアプローチノートに対して上の音から始めます。これはスケールの次の音です。
そしてアプローチノートを通って、その半音下からまたアプローチノートへ当てます。その繰り返しです。
どうでしょうか?クロマチックアプローチをするとコードのサウンドが際立ってきます。
最初は難しいかもしれませんが、指板の上で音を捉えたり、耳を鍛える良いエクササイズになります。
覚えるまで繰り返し弾いてみてください。
それではこの辺でジャズギター入門vol7を終わります。
次回は今までの事をおさらいしながら、実際にフレーズを作ってみようと思います。
ライター:赤須翔