不要になったギターは、基本的に壊れていなければ、クラシックギターでも、フォークギターでも、もちろんエレキギターでも売ることができます。
ギターを売る方法には、「楽器買取に出す」「自分でネットオークションやフリーマーケットなどで販売する」などがあります。
私は楽器屋に行って買い取ってもらったことも、オークションで売ったこともありますが、どちらにも良いところと悪いところがありました。
☆コンテンツ☆
楽器屋の買取を利用して売る
楽器店買取のデメリット
ギター買取を行う主な楽器屋
オークションやフリマで売る
高く売るには見た目が大切
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楽器屋の買取を利用してギターを売る
私はこれまで、エレキギターとクラシックギターを楽器屋に買い取ってもらったことがあります。楽器屋で行っている買取のメリットは、トラブルやモヤモヤが少ないことかと思います。
買い取ってもらったエレキギターはMusicmanのAxisモデル、新品で購入してすぐに手放したということもあるせいか、購入価格の半値強で買い取ってもらえました(12万 → 6万強)。
その時は、何件か楽器屋を回って、一番査定額が高かったところで買い取ってもらったのですが、査定額は大手楽器屋のあいだでも2万程の差がありました。東京のお茶の水のように、近くに楽器屋が何件かある場合は、複数の楽器屋または買取業者で査定してもらったほうがよいかもしれませんね。
そして、クラシックギターは、ホセ・ラミレスの1Eモデルを買い取ってもらいました。1Eモデルは中古で購入した「美品」、価格は10万円(定価15~16万円)でした。こちらは、大手楽器屋で買取額を見積もってもらいましたが、あまり高くなかったので、試しに個人で営んでいるような小さなクラシックギター専門店に売りにいきました。そうしたら、なんと購入価格の80%「8万円」で買い取ってもらえました。定価で換算すれば約半値で買い取ってもらえたことになります。
楽器店の買取を利用するデメリット
楽器店の買取を利用するデメリットは、一般的に買取価格がオークションなどに比べて安い、買取対象外の楽器もある、楽器屋まで運ぶのが面倒なことなどがあり、人によっては価格交渉をしたくないということもあるかと思います。
私の場合は、買取額には概ね満足でしたが、それは複数の楽器屋に買取査定をお願いしたからかもしれません。実際にミュージックマンのAxisモデルを売るときには、安いところでは3万円ぐらいを提示されましたし、数千円でしか買い取ってもらえないようなギターもありました。
個人的には、わざわざ重いギターを担いでギターを売りにいくのが面倒でした。売りに出かけるだけでも、交通費や食事代はかかってしまいますしね。
最近では、楽器屋や買取店舗に行かなくても、出張買取してくれたり、宅配買取してくれたりと、便利になってきていますが、これだと買いたたかれるんじゃないか、査定額に満足いかなかったときの返送にお金がかかったりするのではないかと、なにかと心配です。
なるべくなら、直接店員さんとやり取りができる「店舗買取」を選んだ方が、値段交渉もできるし、余計な心配がなくていいかと思います。
ギターの買取を行っている主な楽器屋
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オークションやフリマアプリを使ってギターを売る
私は、元値が安い、ジャンク品に近いような、楽器屋で買い取ってくれないギターは、「オークション」を使って売りました。個人でも気軽に売ることができるオークションには「ヤフーオークション」や「楽天オークション」、また最近ではフリマアプリの「メルカリ」なんかがあります。
オークションやフリマアプリのメリットは「高値で売れること」と言われます。個人的には「楽器屋で値段がつかないようなものを、それなりの価格で売れる」といった印象ですが、売り方や魅せ方次第では、高額で売却できる可能性は十分にあると思います。
デメリットはなんといっても手間がかかること・・、そう、面倒くさいんです!出品のための撮影から、出品ページの作成、落札までの待ち時間、落札者とのやりとり、配送手配と、やること満載なので、もうとにかく面倒です。普段からオークションやフリマアプリに慣れている人には、おすすめできる売り方ですね。
なお、オークションやフリマアプリのような売り方では、基本的に個人対個人の取引になるので、トラブルが何かと起きやすいというのもあります。余計なトラブルを生まないためにも、ギターのキズや汚れ、不具合などの詳細は細かく伝えたほうが良いでしょう。
私は、ヤフオクを使ってエレキギターを出品したとき、塗装の剥げ、ボディのへこみなどを予め写真とともにしっかりと伝えておきました。落札者からは「キズの位置も説明の通りで、納得して欲しいギターを手に入れられました」というコメントとともに、良い評価をいただいて、嬉しかった記憶があります。
高く売るには「見た目」が大切
楽器店や買取業者に高く買い取ってもらう、あるいはオークションやフリマアプリで高く売るためには、なんといっても、見た目が大きく影響します。
売る前には、ギターのボディ、ネック、ヘッドのすみずみまで拭いて、皮脂汚れやホコリは取り除いておいたほうが良いでしょう。汚れが残っていると、中身がどんなによくても印象が悪くなります。
おすすめできませんが、私はティッシュを濡らして、豪快に水拭きしました。しかもクラシックギターを・・・。細かな溝は濡らした綿棒で汚れをしめらせ、乾いた綿棒でふき取りました。(コーティングされていない木材部などは、濡らさないほうが良いと思います)
私がギターを売った当時は、買取競争もそこまで激しくなかったので、他店での買取価格を引合いにだして価格交渉したりするといったことは、あまり有効ではありませんでした。ギターを高く売るためには、結局のところ丁寧に、笑顔で、根気よく価格交渉してみるのが大切なんじゃないかと思います。
私がギターを売った当時は、買取競争もそこまで激しくなかったので、他店での買取価格を引合いにだして価格交渉したりするといったことは、あまり有効ではありませんでした。ギターを高く売るためには、結局のところ丁寧に、笑顔で、根気よく価格交渉してみるのが大切なんじゃないかと思います。