はじめてのアドリブ入門講座③ BLUESを弾いてみよう!

前回までリズムアプローチの考え方を説明してきました。

それを実践で役立てていくためには、当然 曲やコード進行を想定した練習が必要となります。

アドリブでの素材は「BLUES」が最適です。

ここでは、BLUESの歴史的背景などは割愛しますが、BLUESは3コードでのシンプルな進行で入門者でも取り組みやすいので、必ず取り上げられるジャンルです。

そもそも今日のギターミュージックはブルースギターなしでは語れないというほど重要なジャンルで、実際はとても奥が深いものです。

ここでは「BLUES」に触れて、アドリブで弾く楽しさを味わってほしいと思います。

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ペンタトニックスケールを使って弾いてみよう!

ここではAのkeyのBLUES「A BLUES」で練習していきましょう。

コード進行

A7|D7|A7|A7|D7|D7|A7|A7|E7|D7|A7 |E7 |

A7

ギターアドリブ講座 ギターコード A7(エー・セブンス)

D7

ギターアドリブ講座 ギターコード D7(ディ・セブンス)

E7

ギターアドリブ講座 ギターコード E7(イー・セブンス)

ポイントはシャッフルビートと呼ばれる跳ねたリズムが特徴です。

数多くの演奏を聞いて、フィーリングを掴んでいくことも重要です。

12小節で1コーラスができていて、使用されるコードはA7、D7、E7の3つです。

コード進行を弾いて感覚を掴んだら、早速アドリブの練習を始めましょう!

 

しかし、いきなりアドリブといわれても何を弾けばいいのでしょうか?

このような疑問が当然のようにでてきますね。

まず、必ず覚えなければいけないのがペンタトニックスケールです。

 

ペンタトニックスケールとは5音音階のことで、文字通り5つの音でできています。

マイナーペンタトニックという暗い響きと、メジャーペンタトニックという明るい響きがあり、実践ではミックスされて使用されることが多くなります。

まず最初に覚えなければいけないのが、マイナーペンタトニックスケールです。

Aマイナーペンタトニック(A、C、D、E、G)の基本形

ギターアドリブ講座 Aマイナーペンタトニックスケール①
ギターアドリブ講座 Aマイナーペンタトニックスケール②

Aマイナーペンタトニックは、この5つの音で構成されています。

早速リズムの考え方で説明したとおり、少ない音数(AとCの2音など・・)でリズミックに弾いてみましょう。

休符、リズムを意識して楽しみながら自由に弾いてみましょう。

 

しかし単音だけでは進行感やフィーリングが掴めないので、バッキング(伴奏)を用意する必要がでてきます。

コード進行を数コーラス自分で弾いて録音してみましょう。

スマートフォンなど手軽なもので構いません。

まずは音楽全体のフィーリングを味わい、思い切ってチャレンジするという姿勢が一番大切です。

その上で実際は、スケールのポジショニング、使い方、フレーズコピー、アクセントの付け方など、やらなければならないことがどんどん見えてきます。

楽しみながら少しずつ広げていきましょう!

ライター:金澤 幹夫

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