リズムを最優先して練習しよう

今回はリズムの重要性を考えてみましょう。

音楽の三大要素とは「メロディ」「ハーモニー」「リズム」といわれ、音楽には総合的にそれらの要素が必要不可欠となります。


良い音楽はその全てが見事にマッチして、聞き手の心を大きく動かします。

もちろんどれが欠けても音楽は成り立ちませんが、最重視すべきはリズムです。

メロディにももちろんリズム要素は必要です。もしよい音列があったとしても、それが終始、8分音符の連続だとどうでしょう?エクササイズのようなものとなり音楽的な要素としては不十分ですよね。聞いていても退屈になってしまうでしょう。

逆に民族音楽など、リズムのみで形成される音楽は存在しますね。じっくりとリズム面を考えていきましょう。

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常にリズムを意識する

入門者の皆様、メトロノームの存在は御存知ですよね。

拍子を正確にとるために必ず、練習時にメトロノームを使用する習慣をつけましょう。

どんなに左手の運動・反応が良くてもリズムが不安定だと全てが台無しとなってしまいます。


メトロノームの最も基本的な使い方は四分音符でカウントするということになります。


テンポの表記は四分音符=60 BPM=60 などと表記されます。

BPMとはBeats per minuteの略で1分間に感じるビート数という意味です。


1分間に60回? なにか感じませんか?

そうです。時計の秒針は1分間に60回刻んでいますね。


ここでは分かりやすく、日常でもリズム意識をつけるためにBPM=60での練習方法例をあげてみます。


まだメトロノームをお持ちでない方は掛け時計(秒針がカチカチなるタイプのもの)を使って試してみましょう。


まずギターを弾く前に手拍子でリズム感覚を養いましょう。

メトロノーム及び秒針が鳴るのと反対に均等に手拍子を入れてみましょう。

これは裏拍を感じる練習となります。

リズムキープの良い練習となるので、まず試してみてください。

又、この裏拍は今後ギターを続けていく上で非常に重要となるので意識しておきましょう。


では、実際にギターを持ってリズム練習していきましょう。

8beat(八分音符)の基本練習を取り上げます。

メトロノーム1拍に対してダウン、アップのセット(2回のピッキング、ストローク)で弾いてみましょう。動作が一往復するイメージですね。


慣れてきたら先ほどの裏拍の練習も試してみましょう。ダウンの空振り、アップを弾くという動作になります。

細かくは8分音符の裏拍、裏打ちというものは表拍の休符が必要になりますが、ここでは音は伸ばしっぱなしで構いません。


このような感じで構えず、リズム練習を少しずつでいいので毎日続けていくと徐々に安定感がでてきてリズム感が養われます。


今回時計の秒針で試された方、時計ではBPM=60でしか対応できませんので早急にメトロノームを用意してください(笑)

ライター:金澤 幹夫

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