バンドの楽曲を自分で作ってみたい!
HR/HMマニアの私は、かねてより手軽にドラムの打ち込みができるMTR(マルチトラックレコーダー)を探していました。
財布が軽い今日このごろ、お手頃価格は絶対条件。でも、ギター機材って安物買いの銭失いになりやすいんですよね。
そこで登場するのが、BOSS BR-80。
コンパクトエフェクターぐらいのお手頃なお値段なのに、すごいポテンシャルです!
BOSS BR-80 をあけてみる
BOSS BR-80の売りは、軽量でコンパクト。
かなり軽くて、片手で握れるぐらいのサイズです。
中身はBR-80本体、単三電池×2、パソコンにつなぐUSBケーブル、説明書一式、そしてDAWソフトウェアの「SONAR X1 LE」がバンドルでついてきます。
SONARは、Windows専用のようなので、Macユーザーは注意ですね。
データを記憶するマイクロSDは、BR-80本体の中。
4GBなので、とりあえずは十分です。
BR-80をパソコンに接続するときは、SDに専用ドライバーが入っているので、インストールしておきます。
BOSSに限らないかと思いますが、ACアダプターはやっぱり別売り。
念のため、専用アダプターも一緒に買いましたが、確か¥2,000ぐらい。
たっ、たかい!
アダプターを使わなくても、単3電池2本でも動きます。
エフェクター搭載、ドラムは打ち込み、ベース変換機能!
BR-80 のもう1つの魅力が楽曲作りの手軽さ。
シンプルなバンド系の楽曲を作りたいのでしたら、エレキギター、シールド、ヘッドフォンがあれば、すぐにでも作れちゃいます。
エフェクターは歪みから空間系まで、大量に搭載されています。
どれも効きがよく、高性能なマルチエフェクターが搭載されているような感じです。
なので、いちいちエフェクターの実機を用意する必要がありません!
ドラムはあらかじめ用意されているパターンを、貼り付けいくように挿入するだけ。
けっこういろんなパターンのドラムがあります。
ドラムの音も、かなりいいですよ!
そして、ギタリストにとって嬉しい機能のベース変換!
ギターをベースにエフェクターの要領で変換する機能があるので、いちいちベース本体を用意する必要がありません。
もちろん、チューニングを1オクターブ下げる必要もなく、機能から「Guitar to Bass」を選ぶだけです。
けっこう楽しい!
楽曲を仕上げるまでの作業は、パソコンにとりこまなくても、BR-80だけでほとんど完結できちゃうので、手軽に、それこそ思いつきで楽曲を作成できます。
MTRの入門にも十分な機能を備えています。
ぜひお試しくださいね。