CDは高い。
学生のとき、アルバイト代のほとんどはHR/HM系のマニアックなCDで消えていきました。
よく通ったのはお茶の水にあるディスク・ユニオン。
あれこれ悩んで、ジャケ買い、タイトル買いして、散財していました。
当時はYouTubeもなく、試聴環境もそんなに整っていなかったので、ほとんどのCDは、どんな音楽なのか、買う前にはわかりませんでした。
ハズレを引いたことも数知れず、ですが良い音楽にめぐりあえたときの喜びはひとしおでした。
個人的な趣味になっちゃいますが、マーティ・フリードマンとジェイソン・ベッカーのテクニカルツインギターバンド「カコフォニー」の『スピード・メタル・シンフォニー』やメロディックパワーメタルバンド「ソナタ・アークティカ」の『サイレンス』などは、ジャケ買いの成功例です!
図書館に行こう!
ジャケ買いは、それはそれでよかったのですが、やっぱりCDを買ったり、音楽をダウンロードするのは、けっこうお金がかかりますよね。
いまやYouTubeなどで楽しめれば事足りるのですが、スマホやウォークマンに音楽を入れるには、やはりCDが便利です。
そんなときに重宝するのが図書館。
クラシックや懐メロのイメージが強いかもしれませんが、図書館って意外と掘り出し物が多いんですよ!
エレキ、アコギを問わず、ギター音楽も結構そろっていたりします。
セゴビアやイエペス等の名盤がある
クラシックギターでは、とにかくよく見かけるのがセゴビアとイエペス。イエペスといえば「禁じられた遊び」でお馴染みですね。ほかにも、ジョン・ウィリアムスや村治佳織さん、アサド兄弟、福田進一さんなど、有名なギタリストのCDが並びます。
曲別では、アランフェス協奏曲はたいていの図書館にあります。クラシックギターの中でもとびぬけて知名度が高い名曲だからでしょうか。他には名曲集の形であります。
クラシックギターのCDは、むしろ図書館のほうが手に入れやすいのではないかとも思います。図書館で探してなかったら、レンタル。レンタルでもなかったらダウンロードで購入するかCDを買うかが経済的な方法ですね。
ロック、メタル、パンク・・なんでもある
図書館にあるCDはクラシックだけじゃありません。
エレキギターに関して言えば、洋楽・邦楽のロック、メタル、パンク、ネオクラ、ジャズ、フュージョンなど、いろいろな音楽が見つかります。ときおりネオクラのようなコアな音楽も大量にあったりしますが、きっと職員にマニアックな趣味の方が潜んでいらっしゃるのでしょう。
いろいろな音楽を試すのには、ぜひ財布の味方である図書館を利用してみてください。
リクエストもできたりするので、活用してみるのもいいですね。